パイロットってステイ先ではどういう過ごし方をしてるんでしょうか。なかなかパイロットって見ないからわからないですよね。
ここではパイロットがどんなところでステイしているところや、どんなふうにステイ先で過ごしているか、どんなことに気を使っているかをご紹介します。
ぜひこの記事を読んでパイロットのステイ先での過ごし方を知って、パイロットの生活を想像してもらえることができれば嬉しいです。
パイロットのステイ先ってどんなところ
パイロットがステイする先は国内、国際色々あります。いずれにせよホテルに宿泊しますが、場所や次のフライトまでの時間によって空港の近くだったり、街中だったりとそれぞれです。
朝早いと比較的に空港の近くだったりしますし、街まで近いと街中だったり、ホテルの選定基準はそれぞれの航空会社によって異なります。
いずれも基本的にはパイロットが過ごすためには比較的に静かで、いつでも寝れるような環境を整えてあることが基本条件になっています。またステイ先では料理は基本的に難しいので、食事が近くで出来るところとなっています。
パイロットのステイスケジュール
まずパイロットがステイ先で滞在するパターンや日程はどのようなものなのでしょうか。
国内線や近距離国際線だと、だいたい一つのステイ先に滞在するのは1泊が通常です。例えば国内線のあるパターンを例に説明します。
1日目 | 2日目 |
1.東京ー福岡 2.福岡ー東京 3.東京ー札幌 | 1.札幌ー東京 2.東京ー沖縄 3.沖縄ー東京 |
上の表にあるように1日目は朝イチの便で出発して3便乗務します。だいたい1日目の3便目はお昼過ぎぐらいには終わります。そこからパイロットは会社の手配するタクシーやバスに乗ってステイ先のホテルまで行きます。
今回の例の場合は次の日の朝にはステイ先のホテルを出発して、また3便乗務して東京に帰ってきてこちらも昼過ぎぐらいには勤務終了というスケジュールになります。
このように国内線ですと、1日目に早い時間に出ると、2日目も早い便に乗って乗務終了という形が多いです。近距離国際線も同じようなスケジュールの場合が多いですね。
長距離国際線ですと、時差があったり、フライトタイムも長いので2泊の場合もあります。また時間も早い時間から早い時間というパターンではない時もあります。
パイロットはどういう時間で過ごすか
時間については国際線の話になります。どの時間で過ごすかは人それぞれですが、基本的には現地時間で過ごす人が多いという印象でしょうか。日本時間に合わせる人や、寝たい時に寝る人もいます。
日本時間に合わせる場合は、食事や睡眠時間も日本時間で過ごすので、アメリカで過ごしている時なんかは昼夜逆転の生活になります。ただ日本に帰ってからは体内時計を合わせやすいので、こういう時間で過ごす人もいます。
寝たい時に寝る人はあんまり見たことありませんが、いつでも寝れる人はこういう過ごし方もできます。そうすることで自分の体調をいつでも万全にすることができるので羨ましいですね。
私は基本的には現地時間に合わせて過ごします。深夜に出て午前中に到着する便とかですとさすがに仮眠を入れることはあります。現地時間で過ごすことで、その土地での観光や食事を楽しむことができますし、個人的には体内時計も太陽に合わせてリセットしやすいように思います。
パイロットのステイ先での過ごし方
パイロットのステイ先での過ごし方はどのようなものでしょうか。これは先ほどお話しした、どういう時間で過ごすかにもよります。日本時間で過ごしている人は時差がある場所ではなかなか外出が難しくなってきます。
その場合は現地で食料品を買ったり、日本から持ってきた食料品でホテルに籠ることがほとんどになります。海外のホテルはジムがついていることも多いのでジムで過ごす方もいます。
寝れる時に寝れる人はいつでもどこでも行けそうですね(笑)言うこともありません。いつでも寝ていつでも行動してください。こういう体で生まれたかったです。
現地時間に従って行動する場合は、ステイ先の時間で食事を取ったり観光したりしています。特に夜出て朝着く便だと、体に鞭打ってでも外に出ないと、寝てしまってせっかくのステイ先を無駄にしてしまうだけでなく、次の乗務に着く時にまた眠くなってしまうこともあります。
パイロットは何をして過ごしているのか
パイロットにとってステイ先はもちろん遊ぶことが第一目的ではありません(食事と観光はめっちゃ楽しみ)。なぜならば国際線であれば帰りのフライト、国内線であれば次の日以降のフライトがあるからです。
ステイ先では体力を使い切らないように、でも望む時間に寝られるように程よく体力を使いながら遊んだり運動したりすることが多いです。
私は、初めて行くところであれば、観光スポットに行ったり、有名なグルメを食べに行ったりします。2回目以降は見つけたお気に入りの店に行ったり、ホテルのジムで運動して過ごしたりして過ごしています。
今はあまりありませんが、少し前まではキャビンアテンダントと一緒にご飯を食べに行っていた時がありましたが、今はコロナ禍を経て食事自体一緒に行くこともほとんどなくなりました。
パイロットはステイ先で何を食べているのか
上記でもお話ししたように、帰りの便や次の日以降のフライトがありますので、ナマモノだったりゲテモノ系は避ける傾向にあります。
それ以外のものは基本的になんでも食べます。現地のそれぞれのグルメを楽しむのもパイロットの醍醐味です。
食事で要注意なのはインドの食事です。カレーがとっても美味しいのですが、使っている油が日本人にとっては消化しづらいらしく、お腹を下す人が続出します。本当に美味しいんですが、お腹との戦いになります。
あと、水も要注意です。私の場合、水は東南アジアで氷入りのお酒を飲んでしまった時、中国、インドは水道水を直接口に含んだだけでもお腹を下しました。基本的に水を持って行ってその水で水分補給をしたり、口をゆすいだりするようにしています。
本当に肌が弱かったり、体質的にダメな人はインドの水で肌荒れを起こしたり、ほんの少し口に入っただけでもダメだったりする方もいるので、全て持ち込んだ水で完結させる人もいるほどです。
国内線と国際線のステイ先の違い
国内線と国際線のステイ先の違いは大きくは変わりません。国際線はやはり時差があるので、過ごし方に人それぞれの違いが出やすいです。国内線はそれぞれ好きな場所に行くことが多いです。
私はお風呂やサウナが大好きなので、国内だと温泉だったり銭湯に行けるのがとても嬉しいです。ご飯はやはり海外と比べても美味しいですし、水も安心して飲めます。買い物も簡単です。
海外の場合はやはり日本では食べられないご飯を食べたり、日本では見られない観光スポットを巡ることができるのが大きな違いです。
【まとめ】パイロットのステイ先の過ごし方は人それぞれ
パイロットのステイ先での過ごし方は、様々です。ここではあくまで私が見聞きしたり、私自身がどのように過ごしているかをご紹介しました。
パイロットはステイ先でも楽しみながら体調管理を行なっています。パイロットにはそれだけの責任があります。
大変な部分はありますが、自分なりの過ごし方を見つけて楽しめると最高のステイ先になります!この記事を参考にいろんな過ごし方試してみてください。
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